CITROBAL MARINA

S k i n d i v i n g & F r e e d i v i n g  S c h o o l

DYN予選169m

今大会2015年のプール世界選手権も、DYN決勝に残るためにここに来ました。
レーニングをするだけでなく、この2年間で世界の女子DYNがどう進化したか情報を分析し、決勝ラインを予想して組み立てていました。

2年前の女子DYN予選のリザルト表、
出場選手全員の今年の直近までのPB書き出し、
そのほかの色々な情報を照らし合わせて、予選では168m-170m前後を泳ごうと決めて挑みました。
ファイナルに残ることができる選手はTOP16人。
(Aファイナル8人、Bファイナル8人)

私の結果は169mでホワイトカード。
上がった時は予定通りに出来た達成感でとても嬉しかった。

私の中では安全牌の上限で上がりました。
でもすべての選手が終了して、今回の予選通過ラインの16位は173m。
私は17位。
あと5m足りなかった。
ファイナルに残るために手堅く泳いだ。そしてファイナルで自己ベストを出すつもりのストーリーを描いていました。PBまでは行く自信も計算もあった。あと1キック突っ込めばよかったかもしれない。
だけど5m足りなかった、これがいまの実力。私の甘さの表れです。

ジャッジのエカテリーナ(通称カチャ)には「完璧なホワイト」と褒められたけど、あとでこんなに悔しいホワイトカードはかつてない。

ただ、2013年の館山でエカテリーナから喰らった厳しいレッドカードは167m。(体制保持でミスをし、唇が水面に一瞬触れ失格)
「いつかカチャからこの167mを超えてホワイトをもらう」という目標は達成できた。

だけど世界に負けました。決勝でPBだそうなんて、甘かった。
ここは日本ではなく、世界だった。
でも泳ぎの内容は過去最高でした。だから悔しい。
これがいまの現状です。

支えてくださったチームメイト、家族、サプライヤーの日本アクアラング様、山本化学工業様、応援してくださった多くのみなさん、私を無事にオフィシャルトップに立たせてくださって、心から感謝します。ありがとうございました。